小さめの会社で働いてみて

9月頭から新しい会社で働いていますが、技術者としての働き心地は前の大きい会社に比べて圧倒的にいいです。ただ、人に関することは、新しく入った人と一緒の2人チームになってしまったので、面白そうな人たちとまだ仕事が出来てないので悲しいです。


しかし、社員旅行があって、半分くらいの人とは一言二言は会話を交わすことはできたし、数人とは少し濃い話もしました。そこで感じたのは権力欲の強い人が多いなぁと。


「今の会社は〜が悪い、だから取締役になって変えるんだ、だからはやく取締役になるんだ」って思ってる人が数人、ひょっとするともっといるようです。


ただ、私から見ると、その人達が今の立場で悪い点を解消するために出来ることは、まだたくさんあるように思えるんですが、彼らに言わせるとそうではないようです。色々と人に関することのようですが、私に言わせれば対立するのが嫌なので、「上の立場になって強制的にどうにかしてやろう」という風にしか聞こえないわけです・・・


私からすると、権力でどうにかしてやろうと思う人が上のほうにいるのは好ましくないので、そういった意味では今の社長はうまく会社を運営してるんだろうなと思うわけです。



話は変わりますが、人を受け入れる体制っていうのも弱いなぁと感じます。かなり色んなものが属人的になっているし、自社のサービスをまわすことが第一になっているので、ノウハウの共有のようなものは整備途中というか未整備というか・・・。そこらへんの話はリーダーから相談されたので、前の会社でやっていたことを踏まえてアドバイスしたら、1週間もたたないうちにほぼ言ったとおりのことが出来るようになっていました。ここら辺のスピード感はとてもやりやすいです。


多くのことが未整備なので、「小さめの会社で働くためには?」みたいのでよく言われることですが、自分で考えて動ける人じゃないとつらいかもしれません。ただ、私は自分で考えて、それが形になるのが好きなほうなので、ぜんぜん苦にはなっていません。しかし、一緒のチームになった人(IT業界十数年)は、どうやら今まで下請けの会社が多かったようで、そこら辺が微妙に違和感があるようで、私に「〜したほうがいいですかねぇ?」と尋ねてくるのはどうにかしていただきたいと・・・


今のところ大きな不満なく楽しく仕事が出来ているので、人数が増えていく過程でこの全体の雰囲気が壊れないでいてくれればいいなぁと思いながら日々すごしています。