残業にも色々ある

会社に入ってよくわかったが、残業にもいろんな種類がある。今日はそんな話・・・

普通の残業

残業代をもらって仕事をする普通の残業

自主的残業

若年層に多い。
「能力がなかったので、業務時間に終わらなかった」という口実の元、自主的に残業を申請せずに残業をする。
本人は良かれと思ってやっているが、そもそも法律違反。そして、「残業申請しない=作業時間がない」とのことになるので、今後のプロジェクトにおける工数の見積もりが悪化する恐れあり。

パワハラ的残業

SIer業界にありがち。
スケジュールがある程度順調に進んでいるにもかかわらず、プロジェクトメンバーの誰もが定時に帰らない。
そもそも、プロジェクト全体から、「定時に帰るなんてありえない」という雰囲気がかもし出されている。
メンバーから、「いや〜、昨日、xx時まで残業でまいっちゃったよ」とか地獄の三沢口調でいらぬ報告をされたり、定時で帰った次の日に「昨日、早く帰ったけど、帰って何してたの?」のような、いやみ的なことを言われる。

パワハラ残業

うえの「パワハラ的残業」が進化したもの。
プロジェクトの遅延がいちじるしく、赤字になっているために、残業代を出さずに残業をさせる。
言ってしまうと法律違反なので、やたらと怖い顔で「わかってるよね?」みたいな感じで無理やり残業をさせる。
自分の勤めている会社でこのパターンを見たことはない。

結論

長時間の残業や徹夜は頭の働きが悪くなるので、帰ってしっかり寝て次の日に少し早くきて仕事したほうが能率がいいことは誰でもわかっているんですが、それができないのもSIerだったりします・・・

結論としては、残業はなるべくしないほうがよい、残業代が出ないなんてもってのほかです、そういう場合は帰りましょう。

まぁ、残業を出さなくていいように、色々と仕掛け(裁量労働制や給与に予め残業代を載せていたり)をしている会社もたくさんあるんですけどね・・・